最近の住宅では、キッチン、洗面台はほぼほぼシングルレバー混合水栓の割合が圧倒的です。
当然数十年経って、水もれ(漏水)が発生していますね。
混合水栓のカートリッジ交換が自分でできれば!?状況が分からない人は業者を呼んで新しい水栓にどんどん交換しています。
これは、これでありですよね!
でも、あなたのお家の水栓がカートリッジだけが原因だったなら、簡単に短時間の交換で費用も掛からずあっという間に修理完了です!
カートリッジ自体はメーカー、品物にもよりますが、だいたい5,000円前後です。
ポイントは自分のお家の水栓がどこのメーカーで、型番まで分かれば後はカートリッジを用意するだけ!
場合によっては直接メーカーへ電話して取り寄せましょう!
これで、仕事は既に半分終わったも同然です!
それでは、今回は混合水栓のカートリッジ交換はどのように?簡単です!
を紹介していきます。
混合水栓のカートリッジ交換はどのように?
電気やガスなど、交換する場所によってはちょっと手が出せないところ、って言うか出してはいけないところがありますよね。
今回は混合水栓のカートリッジ交換のお話です。
交換はゆるめてカートリッジを入れ替えるだけ。
そうは言っても・・・って、声が聞こえそうですね!?
仕事は二つだけ!今ついている水栓のカートリッジをしっかり特定できるか?です。
メーカー、型番が分かればトライしてもよいと思います。
正直、あまり古い水栓(20年や30年経過)は、他の所が心配なのであまりお勧め致しません。
ある程度お使いになっているのであれば、本体一式の交換をお勧め致します。
交換作業の前に交換カートリッジを調べて用意すること!
一番にやって下さい!
交換カートリッジを調べ、用意すること!
交換すべき新しいカートリッジが用意できないと、進みません。
よほど古いタイプでなければメーカーくらいなら分かると思います。
調べ方は「本体のシールを探せ!」です。
取り敢えずカメラで水栓全体と、シール部分を探して3~4枚撮ってください。
その上で、ホームセンターまたは、直接メーカーのホームページを立ち上げ、「お問い合わせ」のところから写真を添付して調べてもらいましょう。
ある程度特定してもらえますし、そのまま交換カートリッジを送ってもらうのもよいですね。
関連部品で、レバーハンドルを頼んでもよいと思います。
レバーハンドルを外した際裏側を見るとよく接続部分が折れていることがあります。
金額も2~3,000円くらいだと思います。
用意する工具
- プラスとマイナスのドライバー
- タイプによって六角レンチ必要
- モンキーレンチ(直径40mm程度回せるもの)
- プライヤーレンチ・2個あると安心(直径40mm程度はさめるもの)
- 回らない場合はパイプレンチ2丁掛け(この辺になると業者を呼んだ方がよい)
一番に元栓を止めておくことをお忘れなく!
始めにレバーハンドルを外す。
レバーハンドルをよく見ると回り、あるいはレバーハンドルの上にカバーのようなものがあるので取る、またはゆるめる。
何もない場合もある。
最近のTOTO製品はネジなど無く押し込むワンタッチタイプ(外すときは引っ張る)になっている。
わからなければホームセンター、もしくは、メーカーに問い合わせするとよい。
次に一番のハードル、カートリッジを止めている金具が取れるかどうかが問題です!
上の図で示した赤いところを反時計回しに回す!、回ったらあとは簡単です。
古いカートリッジを取りだし交換するだけ!
取り方はマイナスドライバーで回りの黒いパッキンを外す。
稼働するカートリッジ部分をプライヤーで引き抜く。
まれにカートリッジがバラバラになるので注意しながら引き抜く。
バラバラになって水栓内に残ってしまったらラジオペンチで少しずつ丁寧に部品を取り除くこと。
最後にライトを照らして部品が残っていないかよく確認し何もなければ綺麗なタオルで本体内を軽く掃除する。
後は元に戻すだけ!
交換作業は朝から行いましょう!
あなたが交換作業をかなり理解されているのであれば、いつ行ってもよいと思います。
熟知しているのであれば30分もかからない作業です。
ホント簡単です。
でも、問題が発生した場合を考えたら間違いなく朝から作業をした方がよいです。
朝に少々トラブルがあってもなんとかなります!余裕です。
例えば、レバーハンドルは外れたけれど、ど~してもカートリッジを止めている金具が回らないとします。
それなら、もっと大きなモンキーレンチやパイレンを持ってくる。
場合によっては水栓自体を壊しちゃうかも!?
それでも、朝からの作業で時間に余裕があれば本体一式を新しくしたり、業者に何軒かあたってその日にうちに来て直してもらうことも可能です。
くれぐれも午後の夕方とかに作業をされないことをお勧めします。
カートリッジのパッケージは交換直前にあける
用意したカートリッジに間違いはないですか?
なかなか慣れないと交換カートリッジの特定が難しいところ。
メーカーに型番で確認しているのであれば安心ですけど、それでもイレギュラーがあります。
しっかり確認したけれど交換しようと思ったら合わない。
カートリッジの稼働部だけが取れてしまい交換不能など、予期せぬことは起こるものです。
カートリッジのパッケージは水栓内も掃除が終わった段階でさらに内部と新しいカートリッジの裏側(接続する分部)が合いそうか確認しましょう。
明らかに違う場合は交換カートリッジを変えてもらうことも可能です。
大丈夫!と確認したらパッケージを開けましょう。(一部、kvk丸型とハートタイプが一緒のカートリッジ有り)
ワンホールタイプと壁付水栓は注意あり
どのようなタイプのものでも、カートリッジを止めている金具が回(取れる)れば至って簡単な作業です。
でも時々、頑固な水栓に出会います。
モンキーレンチをかけても山を痛めてしまうとどうにもならなくなります。
そこで登場するのがパイプレンチ2丁掛け、最強です!
ですが、パイプレンチを使うときはワンホールタイプは本体が回ってしまうリスクが、また、壁付水栓の場合はめったにないけど、壁の接続部からゴソ!と折れることがあるのです。
こうなってしまうとカートリッジ交換の話ではなくなってしまいます。
ケチ臭いようですが、カートリッジのパッケージはホント交換する直前に開けるようにしましょう。
カートリッジの止め金具が回らなかったら業者に相談!
一般家庭だと工具の問題もありますね。
みんながみんなプライヤーやモンキーレンチをもっているわけではないし改めて購入って言うのも人により意見が分かれますよね。
なら、やっぱり業者に電話しましょう。
「交換カートリッジは購入して手元にあります!」と伝えたらあとは自宅に来てもらうだけです。
交換技術費はかかりますが、取り敢えず安心ですね。
水栓の状態によっては本体一式交換してもらうことも可能でしょう。
もし可能であれば、業者さんに断って交換作業を見せてもらうとよいです。
非常に参考になること間違いありません!
混合水栓のカートリッジ交換はどのように?簡単です!:まとめ
混合水栓のカートリッジ交換を考えているのであれば、一番に元栓を止めてレバーハンドルを外し、カートリッジの止め金具が外せるか(まわるか)?を先に確認した方がよいです。
外せる!(まわる!)とわかれば、それからメーカー、品番を確認し購入しましょう。
そして、時間のあるお休みの日の朝に交換をトライしてみて下さい。
カートリッジの止め金具は反時計回りにまわせれば、作業は既に終わったも同然です。
それでは、以上混合水栓のカートリッジ交換はどのように?簡単です!をお届けしました。