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ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?ポイントを画像付きで解説!

街中を歩いていても、ちょっと公園に立ち寄っても、増えていますよね。

「ウォシュレット」!(ウォシュレットはTOTOの名称です・LIXILはシャワートイレ・Panasonidはビューティートワレ)自宅で数年使っているウォシュレット交換を自分でする具体的な方法についてお話していきます。

機種はSB(TCF6623)タイプで進めます。

サプライ管(給水管)は付属していないため、別に用意が必要。

基本的に交換方法はどのタイプでも一緒です!

違いとしてはリモコンタイプは壁に取り付け手間が、多機能タイプ(値段が高いもの)はタンクの洗浄レバーをモーター付き洗浄レバーに変える作業が増えるだけなのです。

ポイント分岐金具とサプライ管をいかに水漏れが無いように交換するか!なのです。

だって、交換作業は水の接続作業と本体の取り付けしかないからです!

それでは今回は、ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?ポイントを画像付きで解説!を紹介していきます。

 

ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?

ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?ポイントを画像付きで解説!

便器は日本製の物であれば便座取り付け穴の間隔(上記図)は140mm、ほとんどのウォシュレットの交換が可能です。(一部INAXカスカディーナはタンクの構造上取り付け出来ないケースがある)

交換作業に入る前に一番は何と言っても水道メーターの元栓を止めましょう!(慣れている方はアングル形止水栓のみでok!)

少し大きめのタオル等を用意してタンク接続部の下に敷きサプライ管を外します。

ここでもまた一つポイントです。

サプライ管や分岐金具の取り外しや取り付けのモンキーレンチは2丁用意して、トイレタンクのボールタップや止水栓など余計なところを緩ませないことが大切です。

 

工具と用意するもの

  • モンキーレンチ:場所が場所なので可能であれば大・中・小などいくつか用意できるとベストです。大きいものはよいのですが、狭くて回せません。中・小を使い、大きなモンキーで最後にキュ!と締める感じ。
  • プラスマイナスドライバーと短めプラスドライバー:アングル止水栓の形にもよりますが、マイナスドライバーで開け閉めします。ウォシュレットのプレート部品を外すときと取り付けるときプラスドライバーが必要です。アース線の交換の際に使います。狭いトイレでは短いドライバーが必要です。
  • タオル・雑巾・バケツ:タオルはサプライ管や分岐金具を外したときに水が出るので拭いたりします。
  • ステン管(15A・1/2・外径21.7mm):築年数にもよりますが、ウォシュレットを接続する前にステン管を仮接続して一度バケツ、もしくは直接便器に水を勢いよく流しておくと水道管のサビ(ゴミ)のつまりもなく安心です。

 

朝から作業しましょう!

肝心要な作業ポイントは給水部の交換作業です。

結論的に水漏れが無ければほぼほぼOKですよね!

そのためには朝から時間に余裕をもって交換作業に取り組みましょう!

多少のトラブルがあっても時間にゆとりがあればなんとかります。

万一、夕方から作業して水道管トラブル(例えば水道管が腐食の為折れた!なんて言ったら!)があった場合翌日まで使えなくなる可能性もありますよね!

 

交換手順

  1. 止水栓を止める。可能であれば水道メーターの元栓を止めると至って安心です。ごくまれに古いアングル水栓だとアングル水栓の付け根から折れることがあるのでできるだけアングル水栓には余計な力を加えないように心がける。
  2. 作業するにあたり服装はズボンのベルト無しがよい。新しいウォシュレットを取り付ける際にウォシュレットや便器に傷をつけてしまう可能性が有る為。
  3. トイレタンクの水を流す。(水道圧力を抜いておく)
  4. アングル水栓の下にバケツ、またはタオルを敷く。電源コンセント、アース線を外す。
  5. トイレタンクのサプライ管を外す、この時にタンク内の浮き(ボールタップ)が一緒に回らない様に注意する。
  6. 分岐金具も外していく、このときアングル水栓に余計な負荷をかけないこと。
  7. 既存ウォシュレット本体を外し、プレート板も取り外す。汚れが残っていることが多いので丁寧に汚れを取り除く。
  8. 次に、ウォシュレット本体を便器の上に仮において分岐金具を接続する。ホースの長さの関係で便器の上に一時的に仮置きする。ウォシュレット本体を先に取り付けると作業の邪魔になるため。
  9. アングル水栓に新しい分岐金具を取り付ける。締め付ける際にアングル水栓には負担を掛けないように注意しながら取り付ける。
  10. 本日交換予定の機種「SB」(TCF6623)タイプにはサプライ管は同梱されていないので別に購入して用意しておく必要がある。現在のサプライ管の同等の長さもしくは、少し長めを用意しておくこと。でも、ホームセンターなどで販売されているのウォシュレット(TCF8CK68)などはサプライ管も同梱されていることが多いのでサプライ管が梱包されているかどうか店員さんに確認しておくと安心です!
  11. 同梱されているサプライ管は簡単に接続できるホースタイプがほどんど。簡単に接続できるのですが、ナットを締め付ける際、くれぐれも浮き(ボールタップ)を動かさないようにする。動いてしまった際は正常な位置(浮きがまっすぐ上下する状態)に戻すこと。斜めになったままにすると問題が起こる可能性がある。
  12. 新しいウォシュレットのプレートを設置する。便器の先端とウォシュレットの先端が揃うくらい、またはウォシュレットの先端が軽く出るくらいを目安に合わせる。この時にウォシュレットのゴム脚が便器の縁にしっかり載っていることを確認する。
  13. 短いドライバーでアース線を接続する。最後にコンセントを電気コンセントに差し込む。

 

もしも水漏れがあったら!

ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?ポイントを画像付きで解説!

水道管の接続も少しだけコツがあります。

パッキン接続の場合、接続する面と面とを互いに平行にすることです。

メッキ銅管の差し込み式の場合は分岐金具の接続分だけ寸法を測りパイプカッターでカット、もしくは新しくステンフレキ管に交換してしまう方法があります。

いずれにしても水漏れが無ければOKですが、万が一水漏れがある場合は早急に対処致しましょう!

床は傷めるし、場合によっては下の階のご家庭に甚大な被害を与える恐れがあるからです。

 

水漏れ原因の場所を特定する

漏水箇所をしっかり特定する。

水道を開けたようにジャージャー漏ることはあまりないとしても少量でも水漏れは水漏れです。

完全に水漏れは直さなくていけません。

そのためにはどこから水が漏っているのかしっかり特定致しましょう!

場所を特定したら、なんで水漏れが発生しているのか?ですよね!

  1. 接続部の面と面がうまく平行になっていない:一度、取り外しをしてみて接続面と面が平行でなく、わずかに水がもるようであれば、紙パッキンではなくゴムパッキンを使うとよい。わずかな水漏れならすぐに直る。
  2. 締め付けがまだたりない:狭い場所なので短:のモンキーレンチを2丁用意するとよい。1丁は受けレンチとしてアングル水栓に負担(余計な力)がかからないようにした状態で締め付けを行う。最後の締め付けで大きなモンキーレンチを使い締め付ける。
  3. パッキンが入っていない:うっかりミスで締め付けの際落とすことがあるので確実にパッキンを入れよう!耐久性で言うなら紙パンキンだけれど、もし、漏れが心配ならゴムパッキンでも問題はない。
  4. ステンフレキ管の切断面がうまく切れていない:フレキ管ツバ出し工具、主に業者さんが使う工具なので一般の人はあまりもっていないと思う。でも、もっているのなら、パイプカッターの刃はマメの替えましょう。新しい刃はフレキ管を綺麗にカットできます。ツバ出しは個人的にはギアレンチ式をお勧めします。ハンマータイプだと仕上がりが綺麗にできないことが有る為。(個人の意見)

 

水漏れが直らなかったら水道屋さん

交換作業は時間に余裕がある休日の朝から行うことをお勧め致します。

なお、市町村役場に連絡しトラブルがあった場合の水道屋さんを2,3件紹介してもらっておくと安心です。

お休みの日や金額など事前に聞いておくとこころ強いですね。

さすがに水道屋さんも電話してすぐには来てくれないと思うのである程度の範囲でよいのでどの辺まで対応してもらえるのか打診しておくと安心かも。

基本的に住まいのトラブルは水回りが多いため、お医者さんではないけれど「掛かりつけのご近所の水道屋さん」と顔なじみになっておくと意外と融通してくれたりします。

そのために市町村役場に何件か紹介してもらっておくと安心です。

「市役所で紹介されたんだけど見てもらえますか?」と、水道屋さんの対応も少し違います。

 

ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?ポイントを画像付きで解説!:まとめ

ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?ポイントを画像付きで解説!

ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?ポイントを画像付きで解説!

いかがでしたか?

ウォシュレット交換、一度経験すると「なんだ!簡単じゃん!」のレベルですよね!?

少々水漏れで困っても「次は問題なくいける!」と自信を持ってもらえるはずです!

メリットとして何と言ってもウォシュレット本体の価格だけで簡単に交換作業ができます。

でもね、やっぱりやったことがないとなかなか・・・。

はい。

その気持ち凄くわかります。

自分が住まいの点検で伺う際、トイレも見させていただいていますが、結構ウォシュレット交換は世の中のお父さん方は交換されていますよね!

さすがだな!

と日々かんじています。

もちろん、デメリットとしてうまくいかず漏水しゃったり、最終的に業者さんを呼んだりとあるかもしれません。

結果的にご近所や家族に迷惑が掛からなければ「良し!」といたしましょう!

それでは、以上ウォッシュレット交換を自分でする具体的な方法は?ポイントを画像付きで解説!

をお届けしました。